第52回ポテンシャルポケカ ~カラカラのママはママンボウ?~

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皆様こんにちは。MAITOです。
ポテンシャルポケカ(シャルポケ)のデッキ紹介記事、今回も私が担当させていただきます。

今回は9/6(土)に行われた、第52回ポテンシャルポケカにおいて結果を残したデッキたちを紹介していきたいと思います。
なんと6デッキもありますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
皆さんのお目にとまるデッキがきっとあるはず。
それでは、総合優勝デッキ、各卓(テーブル)における卓優勝デッキ、さけねこ賞受賞デッキをご覧ください。

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■総合優勝(兼B卓優勝)「新ガラガラデッキ!」りくぽん

【デッキコード】KD48Yc-kF02zG-4G8c4c

今回の総合優勝は、りくぽんさんによる「新ガラガラデッキ!」です! おめでとうございます!

特性「おうえんボーン」(ガラガラが使うワザのダメージが+30される)を持つカラカラと、ワザ「ほねリベンジ」(カラカラにダメカンがのっていると180ダメージ出る)を持つガラガラを使ったデッキです。特に前者はカラカラがいればいるだけ火力が伸びます。
主に必要なことは以下の2つ。
・カラカラをベンチに用意する
・カラカラにダメカンを乗せておく

この2つを維持するために採用されているのは、「ママンボウ」「危ない廃墟」です。
ママンボウで、倒されてトラッシュに行ったガラガラの進化元のカラカラをベンチに呼び戻します。このとき危ない廃墟があればカラカラにダメカンがのります。元からいたカラカラをガラガラに進化させ、エネを貼ってほねリベンジ。お手軽ですね。
これの初動を補佐するACE SPECはシークレットボックスなかよしポフィンと危ない廃墟を持ってくることで、簡単にダメカンがのったカラカラが2体作れます。

また、パワープロテインによる火力増強もありますし、カラカラの特性はワザマシンにも適用されるので、かじばのいっぱつの火力も増えます。ほねリベンジもかじばのいっぱつも、リバーサルエネルギーやイグニッションエネルギーで打てるので無駄がなくていいですね。

シンプルであるがゆえに要求枚数が少ないですが、それでいて高火力が出せる素敵なデッキだと思いました。

■A卓優勝「ほしよみアブソル」まこやん

【デッキコード】RMpy3y-nzC9hy-MSyEpS

A卓優勝は、まこやんさんの「ほしよみアブソル(Star Chanting Absol)」です!

メガアブソルexのワザ「あくのかぎづめ」をメインに使ったデッキです。200ダメージ与えつつ、相手の手札を見て、カードを1枚選んでトラッシュするワザです。
これを強く使っていくために、以下のカードを採用しています。
・ゴチルゼル(特性:ほしよみ)
 相手の山札の上2枚を見て、片方を山札の上に、もう片方を山札の下に置く特性です。手札を減らしつつ相手のドロー内容を操作できます。
・ゴチルゼル(特性:ねじれたみらい)
 相手は手札を山札に戻してシャッフルし3枚引く、という特性です。自分が手札妨害系ではないのサポートを使ったターンに使えると嬉しいです。
・メガゲンガーex(特性:かげかくし)
 自分の悪ポケモンが相手のポケモンexからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、取られるサイドが1枚少なくなります。メガアブソルexのHPが280な上、倒されるとサイドを3枚取られることから、緩和のために採用されています。

これ以外にも採用カードがいろいろありますので、本人による詳細な解説は、上記ポストの画像をご参照ください。

相手には実質サイド2枚になったメガアブソルexを押し付けつつ、相手の手札とドローをうまくコントロールして戦っていくわけですね。
このようなコントロールデッキは私個人としては使いこなせないので、シンプルにすごいなという感想です。
皆さんも是非使ってみてください!

■C卓優勝「現行レギュであの頃のフュージョンポケモンを活躍させたいデッキ」じーや

【デッキコード】8ccKc8-T0z3L8-xGcYxJ

C卓優勝はじーやさん「現行レギュであの頃のフュージョンポケモンを活躍させたい!デッキ」です!

ちょうど4年前、とあるパックが発売されました。
その名前は「フュージョンアーツ」。「フュージョン」というカテゴリを冠し、その後レギュ落ちまでずっと環境に居続けたミュウVMAXなどのカードたちが収録されていました――。

このデッキは、ミュウが大好きなじーやさんによる、あの頃活躍したポケモンたちを今のレギュレーションで活躍させたデッキです。
あの頃からポケカをやっていた人も、今回初めて知ったという人も、是非見てみてください。

まずは生まれ変わったあの頃のカードたちをご紹介します。
・ミュウex
 ドローソース兼アタッカー。相手のワザをコピーする関係上常に使えるわけではないですが、使いどころは多い1枚です。
・メロエッタex
 特性「デビューライブ」で先攻1ターン目でもワザが使えます。エヴォリューションをつけることでダイゴのダンバル(後述)を2体、ダイゴのメタングに進化させることができます。
 そうすることで先攻2ターン目で、ふしぎなアメなしでダイゴのメタグロスexが2体立つという嬉しいことになります。
・ゲノセクトex
 特性「メタルシグナル」で鋼タイプの進化ポケモンを2体山札から持ってこられます
 なのでカード消費少なくダイゴのメタングやダイゴのメタグロスexを持ってきて進化させられるのが偉い。

続いて、これらのカードを支えるカードたちです。
・リーリエのピッピex
 メインアタッカー。ポケモンが並べば並ぶだけ火力が増えます。また、特性「フェアリーゾーン」でドラゴンタイプのポケモンの弱点を超タイプにすることができます。リーリエのしんじゅで取られるサイドを1枚減らせるのもいい。
・ダイゴのメタグロスex
 特性「エクスブート」によるエネ加速要員兼アタッカー。200ダメージ出しつつも、HP340あるので基本的に耐えられるのがえらい。
・メガクチートex
 アタッカーその2。ダイゴのメタグロスexからエネ加速ができるので、難なく運用できます。フィニッシャーとして使える1枚。

というわけで当時のフュージョンのカードたちはこのような形で蘇りました。
あの頃とはだいぶ違う形ではありますが、強く動けるカードたちなので、皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。

■D卓優勝「コインキチキギス」もち

【デッキコード】FFwVdv-5LonCM-bkvfbk

D卓優勝はもちさん「コインキチキギス」です!

デッキレシピが2行。潔い。
……というのはおいといて。

彼が前のレギュレーションでよく使っていたカード「エテボース」。その特性「さるわざ」は、ダメージを受けるときにコインを投げて、オモテならダメージを受けない、というものです。
それと(ほぼ)同じ特性「アドレナフェロモン」を持つキチキギスが今回のメインのカードです。

このキチキギスはついているエネルギーの数だけダメージが増えるので、エネをたくさんつけるためにメタング(特性:メタルメーカー)を採用しています。
山札を上から4枚見て、その中の鋼エネをつける関係上、鋼エネを増やす必要があります。そこで彼が取った方策は、「ポケモンを出すカードを極力減らす」です。
入っているのは「ボウルタウン」2枚、「プレシャスキャリー」1枚のみ。
これでどうやってポケモンを出すのかというと、後攻を取って、「ロケット団のレシーバー」→「ロケット団のラムダ」→「ボウルタウン」または「プレシャスキャリー」、という流れです。
レシーバーとラムダあわせて8枚入っているので、だいたい当たるでしょう、ということでした。
メタングは、ゲノセクトexの特性「メタルシグナル」で持ってこられるので、プレシャスキャリーだけで十分ということですね。

ここで問題になるのが、超エネ・悪エネに相当するものはどうやって持ってくるのか。ルミナスエネルギーとプリズムエネルギー(どちらも全色のエネになる)が採用されていますが、これを直接サーチできるカードには限りがあります。
今回は「ハッサク」が使われました。前のターンにポケモンがきぜつしていたら、山札を上から8枚見て、好きなカードを3枚加えられます。デッキに6枚エネがあるので、8枚見たらだいたい当たるだろう、という算段ですね。

思い切った構築ですがとてもうまく練られている良いデッキですね。

■E卓優勝「森井ユカさんバレット」たせお

【デッキコード】vwfkbk-Jclncp-FVFkFF

E卓優勝はたせおさん「森井ユカさんバレット」です!

ポケモンカードの券面ではなくイラスト・写真に着目したデッキです。
森井ユカさんによる素敵な立体造形(フィギュア)が使われた写真のカードとその進化ラインで構成されています。
採用カードを一気に紹介します。
・ゲッコウガex(闘タイプテラスタル)
 メインアタッカー。基本的にはしのびのやいばで好きなカードをサーチしつつダメージを与えていきます。
・オリーヴァex
 複数ポケモンに柔軟にダメージ量を調整できるワザ、オイルマシンガンを使います。倒しきれなかったものをこれで倒せます。
・オクタン
 特性「きゅうばんドロー」で進化時に3枚山札を引きます。ノココッチ(特性:にげあしドロー)とは違い、場に残るので、ゼロの大空洞などでベンチを広げて使います。
・エテボース
 ワザ「ハンドスリング」は手札の枚数次第でダメージが出ます。きゅうばんドローやしのびのやいばで増えた手札をダメージに変えます。
・チラチーノ
 自分のベンチポケモンの数に応じてダメージが出ます。場に残るオクタンをダメージに変換できます。

特筆すべきは、(特性を利用するオクタン以外の)すべてのポケモンが1エネでワザが打てるということです。ルミナスエネ1枚で打てるのは便利ですね。
もちろん、ゲッコウガexのぶんしんれんだ・エテボースのハンドスリングも狙うため、イグニッションエネルギーと基本水エネルギーも採用されています。器用に立ち回れそうですね。

本人による詳細な解説が、上記ポストのツリーに記載されていますので、ぜひご覧ください。

■さけねこ賞「グレちゃんに夢を託しグレちゃんで盤面を凍らすデッキ」つばき

【デッキコード】cDcK8Y-NHGgJv-GDcG8c

さけねこ賞(主催者が選ぶデッキ賞)を受賞したのはつばきさん「グレちゃんに夢を託しグレちゃんで盤面を凍らすデッキ」です!

グレイシアexのワザ「ユークレース」は、ダメカンが6個のっている相手のポケモン1匹をきぜつさせる効果を持っています。
このデッキは、ユークレースをとにかく使うための方策が入っています。

・カラミンゴ
 ワザ「シンクロフェザー」は、相手のバトルポケモンに60ダメージに加え、自分のベンチにカラミンゴがいれば、相手のベンチポケモン1匹にも60ダメージ与えられます。
 これによりダメカンが6個のったポケモンを2匹作ることがデキます。
・マラカッチ
 特性「さくれつばり」は、このポケモンがワザのダメージできぜつしたときに相手のバトルポケモンにダメカンを6個のせます。
 また、ワザ「おいつめる」も、20ダメージ与えつつ相手をにげられなくできるので、相手のペースを乱すことができます。

やっていることはシンプルなんですが、とにかくユークレースが使いたい、ということが伝わってくるデッキですね。
デッキのポイントの一つとしては、「ポケモンいれかえ」が4枚フルに投入されていることですね。
ワザを使ったマラカッチやカラミンゴを自分のよきタイミングでベンチに下げたり、相手のロックをかいくぐるのにも非常に有用です。
ロックデッキやLOデッキによく出会うポテンシャルポケカという場所をよく読んでいるなと思いました。

■さいごに

今回はなんと6デッキも紹介させていただきました。
ただ今回も、これ以外にも素晴らしいデッキ・面白いデッキが沢山ありました。紹介しきれないのが惜しい。
Xにてハッシュタグ「#シャルポケ」で検索していただけますと、参加者の皆さんがポストされたデッキが見られますので、是非見てみてください!

また、皆さんのポストに対してリプライやいいね、リポストなどしていただけますと、励みになります。
どうぞよろしくお願いします!

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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